分析レポート 2026年10月1日

大相撲Pick!分析レポート 〜15日間で、みんなの読みは当たるようになったのか〜

大相撲Pick!分析レポート 〜15日間で、みんなの読みは当たるようになったのか〜

ヨソクヒロバ運営事務局です!

大相撲九月場所が千秋楽を迎え、「大相撲Pick!」の全22問がすべて確定しました。

初日の白星スタートから、千秋楽の優勝決定まで。15日間の土俵を、22問で追いかけていただきました。

https://yosokuhiroba.com/blog/wmsnj-87z3d/

そして結果は
——いちばん多く当てた方は18問、的中率にして81.8%。2人が並んでの首位です。

今回の大相撲Pick!には、ひとつ大きな特徴がありました。投票の締切が、初日の9月13日から12日目の9月24日まで、8回に分かれていたことです。

🔸 場所が進むほど、取組の結果という"ヒント"は増えていきます
🔸 では、あとから締め切ったお題ほど、みんなの予想は当たるようになったのでしょうか?
🔸 15日間を順番にふり返りながら、答え合わせをしていきます


初日:いちばん注目されたのは「大の里の白星スタート」

最初に締め切られたのは、初日(9月13日)の8問でした。

なかでもいちばん多くの方が予想してくださったのが、「初日、横綱・大の里は白星スタートできる?」 です。

回答数もコメント(14件)も22問のなかで最多。さらに、1問だけ予想してくださった方の約半数(45.6%)が、このお題を選んでいました。

みんなの予測割合は「勝利する」が 81.0%。大の里は大栄翔をはたき込みで下し、予想どおりの白星スタートでした。

いっぽう、同じ初日でも読みが外れたお題があります。「初日の幕内取組で一番多い決まり手は?」 です。

いちばん人気は「押し出し」の49.8%。ところが初日の幕内20番をふたを開けてみると、寄り切りが11番。押し出しは1番もありませんでした。


4日目:たった1回の「金星」

「九月場所で『金星』は何回出る?」 は、22問のなかでいちばん予想が割れたお題です。

1回 29.3% / 3回以上 27.1% / 2回 23.5% / 発生しない 20.1%。4つの選択肢に、ほぼ均等に予想が分かれました。コメントも13件と、2番目に多く集まっています。

金星とは、前頭の力士が横綱に勝つこと。今場所は横綱・豊昇龍が休場したため、土俵に上がった横綱は大の里ひとりでした。

その金星が生まれたのは4日目。前頭2枚目の高安が、大の里を突き倒しました。 結局、金星はこの1回だけ。そして大の里が次に土俵で敗れるのは、ここから9日後の13日目のことです。


予想の9割が集まり、そのとおりになったお題

逆に、みんながほぼそろって当てたお題もあります。

◆「千秋楽の横綱対決『大の里 vs 豊昇龍』で勝つのは?」
→ 「取組なし」に 91.0%
◆「大の里と豊昇龍、九月場所の勝ち星が多いのはどっち?」
→ 「大の里」に 89.5%
◆「九月場所で全勝優勝は達成される?」
→ 「達成されない」に 89.5%

横綱・豊昇龍は初日から休場し、初日の取組表にも名前がありませんでした。こうした目の前にある情報は、みんなしっかり予想に反映していたことがわかります。


途中経過は、結末を教えてくれなかった

では、場所の途中で締め切ったお題はどうだったのか。ここに、今回いちばんおもしろい結果が出ました。

「大関・霧島の最終成績は何勝?」(締切:9月18日・6日目)

締切の時点で、霧島は5日目まで 4勝1敗 の好スタート。みんなの予測は「10-12勝」が 63.9% に集まりました。

ところが、ここから霧島は失速します。結果は 8勝7敗。正解の「9勝以下」は、3つの選択肢のなかでいちばん人気のない12.9% でした。

「幕内優勝力士の最終成績は何勝?」(締切:9月20日・中日)

締切の時点で、大の里は 6勝1敗。みんなの予測は「13勝以上」が 58.0% でした。

大の里はその後も白星を重ね、12日目を終えて11勝1敗。13勝以上はほぼ手の届くところにありました。ところが13日目に霧島、14日目に琴櫻と、大関2人に続けて敗れます。 優勝は 12勝 でした。

途中までの勢いを、そのまま最後まで伸ばした予想ほど、外れていたのです。ちなみに、17問以上を当てた上位4人も、全員が霧島のお題を外していました。


予想の8割が外れた「三賞」

22問のなかで、もっとも的中率が低かったお題がこちらです。

◆「三賞に海外出身力士は含まれる?」(締切:9月23日・11日目)
→ 「含まれる」に 79.3%。結果は「含まれない」で、的中率は 14.9% でした。

今場所の三賞は、敢闘賞の藤ノ川と美ノ海の2人だけ。殊勲賞と技能賞は該当者なしでした。

実は、今場所10勝以上を挙げた7人のうち、海外出身は大関・安青錦だけ。そして三賞は関脇以下の力士が対象なので、大関の安青錦は最初から対象外です。「海外出身の力士が活躍している=三賞に入る」とは限らなかった、というわけです。


千秋楽の結び、たった一番で3問が決まった

最後は、今場所の主役のひとり、大関・安青錦の話です。

七月場所を制して大関に戻った安青錦は、今場所の4日目から3連敗。6日目を終えて3勝3敗でした。

その翌日、9月19日に締め切られたお題の予想はこうです。

◆「大関・安青錦は2場所連続優勝する?」
→ 「優勝する」は 15.0%
◆「九月場所の幕内優勝力士は誰?」
→ 「安青錦」は 12.6%

ここから安青錦は、7日目から8連勝。いっぽうの大の里は13日目、14日目と連敗。14日目を終えて首位に並んだのは、11勝3敗のこの2人だけでした。

千秋楽の結びの一番は、優勝をかけた大の里と安青錦の直接対決になったのです。

この一番には、22問のうち3問の答えがかかっていました。

大の里が勝てば「優勝力士=大の里」「連続優勝しない」「日本出身」。安青錦が勝てば「安青錦」「連続優勝する」「海外出身」。たった一番で、3問の正解がまるごと入れ替わる状況でした。

結果は、大の里が突き出しで勝って12勝3敗。九月場所の幕内優勝を決めました。

そして、17問以上を当てた上位4人は、全員がこの3問を当てていました。 もし安青錦が勝っていたら、18問の2人はどちらも15問に下がり、首位には別の方が立っていました。ランキングの首位も、この一番で決まったのです。


で、15日間で読みは当たるようになったのか

最後に、冒頭の問いに戻ります。

締切の時期ごとに、みんなの的中率が「選択肢の数から計算した目安」をどれだけ上回ったかを比べてみました。

・初日前に締め切ったお題(8問)…目安を 20.1ポイント 上回る
・場所中に締め切ったお題(11問)…13.5ポイント 上回る
・終盤に締め切ったお題(3問)…12.0ポイント 上回る

答えは
——あとから締め切ったお題ほど当たりやすくなる、とはなりませんでした。 むしろ、初日前に締め切ったお題がいちばんよく当たっていました。

あとから締め切るお題ほど、「最終成績」や「優勝」のように、場所の結末そのものを聞いています。途中経過というヒントは増えても、15日間の結末までは教えてくれなかった、ということかもしれません。

それでも、みんなの予想はやはり強いものでした。

もし「毎回いちばん人気の選択肢を選ぶ」だけの方がいたとしたら、その的中数は 15問。22問すべてに答えてくださった方の平均は 約11問 です。いちばん人気に乗るだけで、22問すべてに答えた方の上位15%ほどに入れる計算になります。

ただし、優勝ラインは18問。いちばん人気が外れた7問のうち、上位4人はそれぞれ 4〜5問 を当てていました(22問すべてに答えた方の平均は約2問です)。

霧島の失速を読めたか。三賞の顔ぶれを読めたか。そして、千秋楽の結びの一番。読めたお題と読めなかったお題、その両方があったから、最後の一番まで順位が動き続けました。

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📊 数字の見方について
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・「みんなの予測割合」は、そのお題に投じられたヨソポの割合です(ひとりずつの頭数の割合とは一致しません)
・「的中率」は、そのお題に答えた方のうち、正解を選んだ方の割合です
・「選択肢の数から計算した目安」は、どの選択肢も同じ割合で選ばれたとした場合の的中率です(2択なら50%、4択なら25%)
・締切の時期は、初日前=9月13日、場所中=9月17日〜20日、終盤=9月22日〜24日です
・取組の結果は、日本相撲協会の取組結果・星取表をもとにしています
・集計時点は2026年9月28日、全22問の確定後です


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